裏地とスーツの関係

 裏地にはスーツにとって3つの“嬉しい”があります。
 
1．袖通しと着心地が良くなって“嬉しい”
2．色遣いによってオシャレを演出できるから“嬉しい”
3．型崩れ防止と同時にスーツへの補強効果があり“嬉しい”
 
中でも、“3” の補強効果は特に重要で、ヒジやヒザ部は相当な負荷がかかるため、裏地の効果は絶大です。

なにより、スーツへの優しさが感じられ非常に好感が持てます。
 
そんな嬉しいことずくめの裏地ですが、やはり注意点もございます。
 
例えば熱に弱かったり、ポリエステル素材の場合は静電気が起こりやすいや、キュプラ裏地では耐久面や水分に弱かったりと・・・
 
しかしながら素材のデメリットを知った上で、上手に使い分けていただけたら特に問題もないと思います。
 

このように、一見「脇役」にも思われがちな裏地ですが、ウラ（裏）を返せば主役にもなるということです！！！
・・・ちょっと強引でしたね♪


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