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‘初めてのスーツ'をご注文いただく事が多い時期になってきました。
その際、スーツの生地やデザイン以外にも「どのような靴を選べば良いですか?」と聞かれることがあります。
たんに革靴と言っても、数千円のものから数十万円する高価なものまで、製法やデザインは数十種類、色や素材などを含めると数え切れない種類がありますから、どれを選んでよいのか迷われるのも当然です。
特に、初めて購入する‘最初の紳士靴’となるとなおさらでしょう。
ただ、そんな迷いを吹き消してくれる一足があるようです・・・
今回はスーツスタイルに欠かせない紳士靴について触れてみたいと思います。
まず選ぶにあたって以下のことを思い浮かべないですか?
・黒色の靴であること
・地味過ぎず、派手過ぎず
・安い方が良い
・どんな場面でも選ばず使える
これを別の言い方にすれば
『シンプルでビジネスでもフォーマルでも使える黒い紳士靴』となります。
靴の種類は、ローファーやプレーントゥ、Uチップ、ウィングチップ・・・等いろいろとありますが、
該当するものは以外にも1種のみです。
つま先あたりに、ヨコ一文字のステッチが施されたシンプルな靴ですが、冠婚葬祭を含めたあらゆるフォーマルシーンにはもちろん、ビジネススタイルからきれいめなジャケットスタイルにも対応できる万能紳士靴なのです。
※ちなみに紳士靴には内羽根式と外羽根式の種類があって、写真にあるような靴ひも部分が本体にピッタリと納まったものを内羽根式と言い、推奨するのもこちらの方になります。
無地のダークスーツのように、どのシーンにも合う万能さに加え、装いを正統派たる雰囲気にまとめてくれる黒色の内羽根式ストレートチップは、正に‘最初の紳士靴’にふさわしいのです。
メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT
セーターを首から脱ぐときなんかは特に『バチッ バチッ』と、きますよね!?
ポリエステルやアクリルなどの合成繊維が原因だと思っている方が多いようですが、実は素材の組み合わせによって静電気が発生するのです。
そもそも静電気が起こるのはなぜか・・・?
簡単に説明しますと、全ての物にプラスとマイナスの電気があり、そのバランスを保つことで安定しています。
ところが摩擦などの力によってバランスが崩れると、金属に触れた時、元に戻ろうとする電気が身体に流れこんで『バチッバチッ』となるのです。
ちなみに、単体の素材では静電気は起こらなくて、2つ以上の素材が擦れ合って静電気が発生します。
素材には、プラス電気をためやすいものと、マイナス電気にためやすいものがあります。
例えば、プラス電気をためやすいのは、ウールやナイロン、レーヨンなど
マイナス電気をためやすいものはポリエステルやアクリルなどです。
電気の性質が似ているプラス同士やマイナス同士であれば、静電気の発生は少なくなります。
つまりアクリルのセーターの上に、ポリエステルのフリースを着れば、以外にも静電気は発生しにくいのです。
逆をいうと、ポリエステルのジャージの上に、ナイロンパーカーを合わせると静電気が発生しやすくなります。
その他の組み合わせでは、ポリエステルの自動車のシートに、ウールのスーツで座ればやはり静電気はたまりやすくなります。
これをふまえてスーツで考えると、ウール100%の素材で、キュプラ裏地、コットンのシャツで合わせれば、静電気は極力抑えることができます。
こうしてみると、天然繊維同士は電気でも相性が良いようで本当によくできています。
あと余談ですが、最近CMなどでマイナスイオンが取り上げられるのは、人体はプラスに電気がたまりやすいようでマイナスイオンによって、電気的に中性化されるという意味合いのようです。
ただ科学的根拠は今のところないようですが・・・
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先日、突然の雨にやられて、せっかくのスーツがビショビショになってしまいました。
こういった経験、この時期ですとよくある話しです。
水分を含んだスーツは着用ジワやパンツの履きジワなど、吊っているだけで、全てのシワを飛ばしてくれます。これはウールの優秀な特性のおかげです。
ただ、残念なのはパンツの折り目線もキレイさっぱり無くしてくれるのです。
そこで、今回紹介します“シロセット加工”はそんな悩みを解消してくれる特別な加工法です。
シロセット加工とは、ウールパンツの折り目を半永久的にセットする「形状記憶加工」のことで、オーストラリアの連邦科学産業研究機構(CSIRO)で発明され、その機構の頭文字をとって『シロセット加工』と名付けられ、IWS国際羊毛事務局により世界20数カ国に導入されたウールパンツには欠かせない加工法なのです。
この加工は簡単に言うと、毛髪にパーマをかける要領と同じで、シロセット液をパンツに噴霧して蒸気プレスすることで、ウールの分子結合に働きかけ、折り目の形状を記憶させます。
このことから、冒頭にありました突然の雨にやられても、着用ジワや履きジワのみを飛ばしても、パンツの折り目はそのままという、文句の言いようが無いありがたい加工なのです。
アフターケアも簡単で、折り目があまくなってきたら、たっぷりの水分を与えて自然乾燥させます。これだけで、パンツの折り目が元通りになります。
まさにパーマと同じですね
完璧に思えるこの加工ですが、難点もございます。ウール製品に対しての加工ですので、それ以外のポリエステルやリネン、モヘアなどには対応できません。あと、アイロン掛けの必要がなくなりますので、アイロンが苦手になるかも(笑)
よれてしまったパンツよりも、折り目がきれいに入ったパンツの方が清潔感もあり、相手に与える印象は良いはずです。下半身がよりすっきり見え、足長効果も期待できるのかも?・・・当店では、¥1,050-でシロセット加工を施すことができます。
ぜひ一度お試し下さい。
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今回はネクタイのサイズについて紹介していきます。
まず、よーく思い出していただきたいのですが、ネクタイのサイズ表記って見たことございますか?
どうやら値札やタグなどにはそういった表記はなさそうですので、ご存じない方が大半なのではないでしょうか。
このネクタイの長さは絶妙なバランスや、ファッションの流行によって微妙に変化しているのです。
例えば数年前までの平均的な長さは『137㎝』が一般的でした。
しかし最近の物では『142㎝』と少し長くなっています。
そして海外の物では『145㎝』とさらに長めの作りになっています。
このように長さが違うのですが、おもしろいことに結んだ時、「ベルトのバックルにかかるぐらいの長さ」というのは昔から万国共通です。
ではなぜ「最近の物」や「海外製品」は長さを変える必要があるのか・・・
この違いは主に4つのバランスだと考えられています。
結び方 ・・・現代のYシャツの主流はワイドカラーです。これに相性がいいのは、結び目の大きいダブルノットやウインザーノットなどの巻き方になります。複雑な巻き方ですので長さが必要です。
身長 ・・・外国人と、日本人では平均身長が違う。つまり身長高い外国人であれば必然と長くなります。
スタイル・・・現代のようなローライズパンツが主流であれば、首からバックルまでの距離が長くなりますので、これも長さが必要になります。
体型 ・・・首が太いと長さが必要になります。
ちなみに昔の30~40年代のネクタイは『124㎝』と現代の物と比べ20㎝ほど短くなっています。
これは今とは逆で当時のパンツはハイライズだったためです。
さらに細かく言うと芯地の厚みや、ネクタイ巾も考えなければならないというのも事実です。
と、このようにいろいろと書きましたが、決して難しく考えないで下さい。
ネクタイの小剣(細い方)を調整すればある程度は問題ありませんので・・・
今お持ちのネクタイの長さを一度計っていただいて、何となくの感じをつかんでもらうと今後の購入時に役立つと思いますよ。
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