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ここではM2PLANTスタッフの「商品知識」や「豆知識」を始め、色々な情報を発信します。
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今季、入荷したロロ・ピアーナは、バーズアイや紺地のシャドーストライプなどなど、しなやかな肌触りに独特のヌメリ感、一目で上質とわかるツヤがあり、さすが高級素材と思わせてくれます。

今回は、高級生地の代名詞にもなっているイタリアの名門“ロロ・ピアーナ”のご紹介です。
伝統あるイタリア生地生産地の中心ヴァルネシアにロロ・ピアーナ家が設立した180年余りの歴史を持つ、イタリアが世界に誇るミルブランド。高級カシミア、ビキューナなどの毛織物でも有名です。
「最高の製品のみを保証する」というのがロロ・ピアーナのポリシー。
すべて最高品質の天然原料を使用し、生産しています。

毎年の競売でメリノウールスーパー100’sを年間生産量の約30~40%購入。トップラインと呼ばれる最良ロットのメリノウールを獲得しています。最高級の原料確保に情熱とこだわりを持ち、時代に合わせた商品開発は、世界中のブランド、洒落者たちに絶大な支持を得続けています。

M2 PLANTで入荷した生地の中から特にお勧めしたいのが、今季も注目の英国調柄。
チャコールグレーに白のチェック、その上に茶の格子柄をあしらったオーバーペーンのスーパー120’s素材です。
上品さを備えたスーツのVゾーンには、ブルーのシャツに、茶またはボルドー系のネクタイ、靴には深い茶の英国靴でクラシックスタイルに。


また、ジャケット通勤や休日には、スーツのジャケットをオフホワイトのパンツに合わせ、スエード靴に履き替えられるとより今季らしい着こなしになるかと思います。

トレンドを把握した色柄使いは、ロロ・ピアーナの歴史と伝統、職人の魂があってこそ作りだせるものでしょう。

メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT
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イタリアの三大紡績メーカーFILATURA E TESSITURA DI TOLLEGNO(トレーニョ紡織紡績株式会社)の前身であるラニフィシオ・デ・トレーニョの紹介を致します。

1900年にイタリアの高級毛織紡績産地のビエラ地区で設立され織りあがったスーツ生地は、歴史ある老舗的な地味さはなく、色や素材、柄はとっても新しく美しいといった印象でしょうか。
日本では敬遠されがちな色柄もさすがはイタリア、という感じで華やかな生地や混紡素材には定評があります。
紡績メーカーとして見れば世界的に超が付くほど有名ですが、ご存知ない方が大半かと思われます。

実際にここのブランドは、ブランド力を強く打ち出すというよりは、デザイナーズブランドに提供することが非常に多いのです。
主要ブランドの一部
アルマーニ、D&G、ベルサーチ、ヴァレンチノ、ジヴァンシィー、ケンゾー

生地へのこだわり、つまり素材、質、仕上がり具合はどれをとっても一流で、ご覧の通り一流ブランドばかりを顧客に持っているのです。
脇役のような主役。
縁の下の力もちとでも言えましょうか・・・

日本で取り扱っているショップは少ないのですが、今回M2PLANTでは合物の生地を入荷することが出来ました。
前回紹介したアーサーハリソンといい、今年の合物生地は熱いです。

メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT
こんにちは。
ブログの更新がだいぶ遅くなりまして申し訳ありませんでした。

最近M2PLANTのショップに、秋物の生地が大量に入荷しまして、スタッフ一同自分のスーツはどんな生地で仕立てようか模索中です。

中でも注目を集めていたのが、久しぶりに再入荷したブランド『アーサー・ハリソン』でした。

英国ブランドの中でも歴史は古く、16世紀後期に創業されたミルブランドです。
もともとは軍服を納めていたほどで昔から信頼のおけるブランドです。

このブランドのすばらしいところは、コンセプトが徹底されているところでしょうか。

1.着るほどに身体に馴染む素材
2.飽きのこない、押しつけがましくない色、柄
3.伝統手法による生産

実際に私もアーサーハリソンのグレー無地スーツを作ったことがありますが、光沢感とヌメ感がすばらしくお客様から非常に好評でした。
ある一流生地ブランドと糸の原料はかわらないとのこと・・・
つまり上質な一流ブランドの素材と比べても引けをとりません。
なのにこの価格・・・!!
M2PLANTでは今回、無地とアンティーク柄を入荷しております。
スタッフはこれらの生地を見て心を打たれているようです。

英国全体のウーステッドメーカーを支えたと言っても過言ではないアーサーハリソンは、英国らしさ、英国のにおいが強く残るブランドのように思います。

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前回と前々回のブログの応用編とでもいいましょうか、今回はポーラーの紹介をいたします。

現在ポーラーという生地はほとんど見かけることはなくなりましたが、1970年代のオーダースーツ全盛期には夏物の生地といえばほとんどがこれでした。

ポーラというのはpore = 気孔、からの由来で、その名の通り生地の目が粗い平織物です。

ポーラの最大の特徴は織糸のポーラ糸にあります。
これは3本のを1本に撚り合わせているのですが、撚り合わせ方に特徴があります。

3本それぞれの単糸はZ撚り(左回りの撚り)に強く撚った糸で、そのうちの2本の単糸をS撚り(右回りの撚り)の双糸にする。

Z撚りの単糸とS撚りの双糸をZ撚りに強く撚り合わせる。

このような撚りをポーラー撚りと言われ三子糸の一種になります。


このことで、重くはなりますが、頑丈で手触りの硬さと肌にベタつかない肌触りがあるうえ、シワになりにくく、なってもすぐに回復するという夏には最高の素材という訳です。

冒頭で申し上げました1970年代は今のようにイージーオーダーやパターンオーダーが発達していない時代でしたので、スーツ自体相当高価な品物でした。現在の価格に直すと30万以上はしたそうです。
となると、せめて10年間ぐらいは着ないと元がとれないので、ポーラーのような夏用の生地に人気が集まったのです。

生地自体がしっかりしていて若干重いという理由で現代では敬遠されてますが、本物志向の方には大変オススメできます。

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だんだんと気温が上昇し、Yシャツにパンツという姿もだいぶ増えてきました。
夏の定番素材といえば、以前に紹介したモヘヤ素材やトロピカルなどが思い浮かびますが、もっと具体的な夏向きの生地を紹介しようと思います。

基本的にはウール、もしくはウールとの混紡素材になるので、生地を選ばれる時は以下のことを基準に見てもらえればわかりやすいと思います。

・通気性がよい
・肌に触れる面積が、点のように狭い
・透けている
・張りがあり、しんなりと身体にそってこない
・触れた時、暖かく感じない
・汗をよく吸って、すぐ放散する
・乾いた感触
・硬めの感触


生地メーカーもこぞって、夏を快適にすごせる生地を試行錯誤を重ね、つねづね研究されていますので、上質な物ほどこれに該当するものが多いのです。
中でも日本は高温多湿なので、夏物は日本製の生地が個人的には1番秀でていると思っています。

来店されたお客様で、
「透けすぎる生地は安っぽいから嫌い」
とおっしゃられる方もいますが、実際は上質な物だったりするのです。

クールビズといってもビシッとスーツを着ないといけない、という方がまだまだ多いので、夏物の生地を選ばれる際は、きっちり見極めお仕立てください。

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