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みなさんよくご存知の通り、スーツを1日中着用すればいろいろなところにシワが入ります。
外回りで車に乗られてる方はパンツはもちろんのこと背中にもくっきりとシワが入りハンガーに吊るしているだけでは回復しません。スーツのシワは第三者から見れば結構目に付き、第一印象は見た目で9割決まる。という本が売れてるぐらいなので、これは何とか回避したいところですよね。
そこで、シワを取る場合一般的にはアイロンを当てるのですが、いくつか注意点があります。
まずは以前紹介したブラッシングでホコリを落とし、霧吹きなどで生地に水分を含ませた上で当て布をしてアイロンを当てていきます。
この時、過剰にアイロンを当てると生地が寝てしまい、テカリの原因となりますので、アイロンの重さだけで押し当てるぐらいが生地には良いでしょう。
さらに効果的なのが、アイロンを立てた状態でも大量のスチームを噴射するスチームアイロンです。ハンガーに吊ったままスチームを当てていき、シワや匂いを取ってくれる便利なアイロンです。
スチームのみなので、当て布もいりませんし、なによりテカリの心配がありません。この状況を手軽に再現しているのがお風呂場です。出張先などでお風呂に入った後、しばらくハンガーに掛けたスーツを吊しておき、風呂場の蒸気を吸収させます。その後で室内に移しておけば、翌朝にはある程度のシワが取れてきれいになっています。
ハイグラルエクスパンションといって、ウール製品は水分吸収・発散にしたがって、伸びたり縮んだりします。このウールに水分が循環して元に戻ろうとする作用がさらに増すことで、シワが取れるという訳です。
雨の日のスーツは湿気で水分を吸って生地が伸びた状態になり、逆に湿度が少ない晴れた日は生地が縮んだ状態になります。この差が織り方や生地の特性よって多少変わりますが、収縮率0.5%~7%程度はあるようです。
このことはJIS企画にも認められており、呼吸したり伸び縮みしたりと本当に生き物のようですね。
「ズボン丈が長い(短い)ような気がする。」と感じられた方も少なくないのでは・・・
ただ水分の取りすぎは禁物で、このまま保管してしまうとカビやパッカリング(水分による生地の収縮から元に戻らなくなり表面が凸凹になる状態)の原因となりますので、水分を吸ったスーツは風通しの良いところで吊るしておけばよいでしょう。
マメに手入れをしていれば長く着用でき、出費もおさえれて愛着もきっと湧いてきます。
スチームはウールの回復力を促すもので、リフレッシュ効果に最適です。乾いた喉を潤すようなものですね。
メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT
外回りで車に乗られてる方はパンツはもちろんのこと背中にもくっきりとシワが入りハンガーに吊るしているだけでは回復しません。スーツのシワは第三者から見れば結構目に付き、第一印象は見た目で9割決まる。という本が売れてるぐらいなので、これは何とか回避したいところですよね。
そこで、シワを取る場合一般的にはアイロンを当てるのですが、いくつか注意点があります。
まずは以前紹介したブラッシングでホコリを落とし、霧吹きなどで生地に水分を含ませた上で当て布をしてアイロンを当てていきます。
この時、過剰にアイロンを当てると生地が寝てしまい、テカリの原因となりますので、アイロンの重さだけで押し当てるぐらいが生地には良いでしょう。
さらに効果的なのが、アイロンを立てた状態でも大量のスチームを噴射するスチームアイロンです。ハンガーに吊ったままスチームを当てていき、シワや匂いを取ってくれる便利なアイロンです。
スチームのみなので、当て布もいりませんし、なによりテカリの心配がありません。この状況を手軽に再現しているのがお風呂場です。出張先などでお風呂に入った後、しばらくハンガーに掛けたスーツを吊しておき、風呂場の蒸気を吸収させます。その後で室内に移しておけば、翌朝にはある程度のシワが取れてきれいになっています。
ハイグラルエクスパンションといって、ウール製品は水分吸収・発散にしたがって、伸びたり縮んだりします。このウールに水分が循環して元に戻ろうとする作用がさらに増すことで、シワが取れるという訳です。
雨の日のスーツは湿気で水分を吸って生地が伸びた状態になり、逆に湿度が少ない晴れた日は生地が縮んだ状態になります。この差が織り方や生地の特性よって多少変わりますが、収縮率0.5%~7%程度はあるようです。
このことはJIS企画にも認められており、呼吸したり伸び縮みしたりと本当に生き物のようですね。
「ズボン丈が長い(短い)ような気がする。」と感じられた方も少なくないのでは・・・
ただ水分の取りすぎは禁物で、このまま保管してしまうとカビやパッカリング(水分による生地の収縮から元に戻らなくなり表面が凸凹になる状態)の原因となりますので、水分を吸ったスーツは風通しの良いところで吊るしておけばよいでしょう。
マメに手入れをしていれば長く着用でき、出費もおさえれて愛着もきっと湧いてきます。
スチームはウールの回復力を促すもので、リフレッシュ効果に最適です。乾いた喉を潤すようなものですね。
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