スーツの柄

初めてスーツを仕立てられる時、スーツ地を選ぶ基準はだいたいの方がパッと見の印象になりますが、好きな柄というのがあると選ばれる際、楽しみが増えるものです。

というわけで、今回はスーツの柄をいくつか紹介したいと思います。
定番のクラッシックな柄から今流行りの柄まで、自分の好きになりそうな柄を探して見て下さい。。

ピンストライプ
縦縞がピンで刺したようなラインのことで、点の大きさによってあまり目立たないものからはっきりとしたものもあり、初心者から上級者まで幅広い層に愛用されています。
クラシックなストライプですが、シャープでモダンな印象です。

ハウンズトゥース
生地自体は綾織で、形が"猟犬の牙"に似ていることが由来になっています。
日本では千鳥の群れになぞらえ千鳥格子とも呼ばれます。
基本は白と黒、茶と白などのカラーコンビで、柄の大きさは大小さまざまです。
いつの時代もお洒落で上品な印象を持たれる清潔感のある生地です。

グレンチェック
スコットランド生まれのクラシックなタータンで、千鳥格子など数種類の柄を格子状に組み合わせたチェックのことを指します。
正式にはグレナカートチェック、またはグレナカートプレイドと呼ばれる英国伝統柄です。

バーズアイ
こちらもグレンチェック同様、英国では古くから親しまれている柄で、鳥の目のくぼんだドット上の織りがいくつも集合した柄で鳥目織りや石目織りとも呼ばれています。
遠目には無地に見えるため、落ち着きのある大人の柄とされています。

チョークストライプ
チョークで引いたような太くかすれた風合いのストライプです。
ネイビースーツのチョークストライプはクラシック度が高く、エレガントな印象があります。
縞の太さも間隔も広いので、着こなしの難易度は高く上級者向きと言えます。

ウインドウペーン
名前の由来通り、窓枠のような四角形で構成された単純な格子柄のこと。
細い縦縞と横縞が交差し、縞線の本数は様々ですが縦横同じ本数になっているのが特徴です。
線の細いものはそうでもないですが、チェック柄はカジュアル性が高いので、雰囲気を変える場合に適した柄です。

シャドーストライプ
一見無地のように見えますが、光の具合によってトーンを落とした影の縞が浮かび上がります。
ストライプは少し派手だなと思う方は是非。
現在は主力の柄だと言えます。

今回の柄はごく一部ですが、一つの柄をとっても、何通りものパターンがあるので面白いものです。

好きな柄はありましたか？ここには紹介しきれなっかた柄も多数取り扱ってますので、一度見て触って体感し自分の柄を見つけてはいかがでしょうか？

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