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今回はと言いますと、メンズファッションが一番変化を遂げた1950年代-1960年代にスポットをあてました。
前回紹介した1900年-1920年代のスタイルとは打って変わって、より現代風でファッショナブルなスタイルが生まれてきています。
1950-アメリカ
以前でもTAKE IVYで紹介しましたアイビーリーグスタイル。
(アイビーリーグとは東海岸に点在する名門大学リーグ)
こちらの写真はシングルのジャケット姿の大学生で、裾丈がくるぶしにかかるくらいの丈の短いグレーのスラックスを、ペニーローファーで合わせています。
こういった当時の学生のファッションをアイビーと呼んでいました。
現在のジャケスラファッションなどに取り入れても、非常に参考になるスタイルです。
1950-イギリス
深いセンスを活かしたテディーボーイスタイル。
(テディーボーイとはエドワード7世時代の服装を真似た50年代のイギリスファッション)
丈の長いジャケットに懐中時計のチェーンを垂らしたベスト、ペッグトップ、リボンタイはテディーボーイの典型的スタイルです。
主に労働者階級出身だった彼らは、いわゆる上流階級の人々の服装をアレンジし常識を覆しました。
1960-イギリス
当時の音楽、風潮から生まれたモッズスタイル。
イギリスロックバンド、スモールファイセスの面々。
この年代になるとさらに現代風なスタイルにり、シングルの三つボタンジャケットにタイトなスラックス、細めのタイが特徴です。
こうした60年代スタイルをモッズと称していました。70年代-80年代と時代を追う事にモッズファッションは今も尚進化し続けています。
ONE HUNDRED YEARS OF MENSWEAR メンズウェア100年史を元に、様々なスタイルを紹介してきましたが年代事に違いのあることが分かります。
現在のスタイルも、元を辿れば原点があり、それを現代風にアレンジしている事が多いのです。
過去のスタイルを知っていくと意外な発見が生まれてくるかもしれませんね。
メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT