忍者ブログ
ここではM2PLANTスタッフの「商品知識」や「豆知識」を始め、色々な情報を発信します。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

現代のスーツ地は肌触りがよくて軽い物が高級とされていて、特にイタリアブランドの生地に注目されることが多いようです。
確かにとろけるような肌触りで着ている感じがしないぐらい着心地がいいです。

しかし、それにはれっきとした理由があり糸の仕組みからくるものです。
とういわけで糸について少し触れてみたいと思います。

羊の毛を刈り取りモコモコした原毛から紡績して紡ぎだし1本の糸を作ります。これを単糸(たんし)といいます。ようはティッシュをねじって紙縒りを作るような要領です。その単糸を2本撚り合わせると双糸(そうし)になります。

同じ太さでも単糸と双糸では、双糸の方が数倍丈夫だと言われています。

一般的に、単糸はフラノやツィードなどの太い糸で織る生地が多くデニムもこちら側です。
双糸は細番手のスーツ地によく使われ、しなやかなのに丈夫というわけです。
イタリア生地の多くは経糸(たていと)に双糸を使い、緯糸(よこいと)に単糸しを使い軽量化させ、さらに目付き(1mあたりに糸が通る本数)を悪くしてやわらかい肌触りを実現しているのです。

これと対照的なのがイギリスブランドの生地で、目付きが良く、たてよこ糸が双糸や3本撚りの三子糸(みこし)などが使われずっしりと重いです。

どちらが良いかは好みの問題ですが、前回に引き続きこの辺のことも頭に入れておくと生地選びの幅がさらに広がります。

メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
感謝
[05/26 M2サポーター]
ブランド名
[05/19 M2サポーター]
無題
[04/08 森]
店じまい、ちょっと早すぎ
[06/28 松崎@受け取り]
先日はお世話になりました
[03/14 セレサポ家族]
寄せ鍋ブログのQR
カウンター
アクセス解析
プロフィール
HN:
エムツープラント
自己紹介:
安心の完全国内自社工場縫製 メンズ・レディースのオーダースーツ専門店
M2 PLANT と オーダースーツかつだ

Copyright c [ M2PLANTの寄せ鍋ブログν ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]