忍者ブログ
ここではM2PLANTスタッフの「商品知識」や「豆知識」を始め、色々な情報を発信します。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

この間、電車に乗っているときに、ベストをうまく着こなしている人を見かけ
「おっ やるな!お洒落さん」なんて思いました。
ウォームビスや雑誌によく取り上げられていますが、こう思うということは、まだまだスリーピース(ジャケット+パンツ+ベスト)を着ている方は少ないということでしょうか。

スーツといえばツーピース(ジャケット+パンツ)が当たり前になった近頃では、やはり堅苦しさからくる抵抗があるようです。

「パーティーに行くならわかるけど、仕事だから」
「はずかしい」
「着ていいのは課長以上の幹部クラスだけ」
私の周りではこういった意見が飛びかってます。

しかし、スーツ(SUIT)というのは『一揃いの服』という意味で、ベスト付きのスリーピースが本来のスーツスタイルなのです。
ちなみにホテルのスイートルームは、優雅に甘いひと時を過ごす「Sweet Room」を連想しがちですが、「Suite Room」と書きます。リビングや寝室、キッチン、バスルームなど全て揃えてある部屋を意味します。

スーツにとってベストとは、よりスーツらしさを表現できるアイテムなのです。
そのスーツらしさを取り入れることによって第一印象も変わります。
そして男の勝負服スーツの印象が変わるということはいろんな利点が手に入るということです・・・ 利点は想像におまかせします。

・・・話しが飛びすぎました。

ベストは18世紀頃には世に誕生していて、ロココスタイルで見られます。
当時はジャケット、パンツ、ベストは生地も色柄も違う物で、どれもきらびやかで装飾性がほどこされ、主張の強いアイテムでした。
現在の物とは違い外着としても十分に通用するものだったようです。

このことからベストには外着と内着の両方の役割があるのです。

第一にベストはお洒落目的なのですが、同時にジャケットの予備着として考えなければならないのです。
英国ではYシャツは下着同様で、お手洗いや力仕事など、なんらかの事情でジャケットを脱がなければならない時、他人に不快な思いをさせないための、絶好のアイテムなのです。

しかし、あくまで予備着ですので、普段はできるだけ隠すのが正しいようです。
実際に、昔のスーツはジャケットのボタンを閉めると、ベストは完全に隠れてしまいます。

外着や内着など複雑な役割を持つベスト。
まだ伝えきれないことが多いので続きは次回に公表します。

メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
感謝
[05/26 M2サポーター]
ブランド名
[05/19 M2サポーター]
無題
[04/08 森]
店じまい、ちょっと早すぎ
[06/28 松崎@受け取り]
先日はお世話になりました
[03/14 セレサポ家族]
寄せ鍋ブログのQR
カウンター
アクセス解析
プロフィール
HN:
エムツープラント
自己紹介:
安心の完全国内自社工場縫製 メンズ・レディースのオーダースーツ専門店
M2 PLANT と オーダースーツかつだ

Copyright c [ M2PLANTの寄せ鍋ブログν ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]