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こんにちは、吹田店の野崎です。

今回はスーツの表地や裏地、縫い糸の素材などに使用されている化学繊維の代表格、ポリエステルについてご案内いたします。

ウールや絹などの動物繊維、綿や麻などの植物繊維などは天然繊維といわれ、自然界に存在する繊維から糸を紡ぎます。対照的に再生繊維・半合成繊維・合成繊維・無機繊維などの化学繊維は、様々な素材で人工的に繊維を作っています。
その中の合成繊維は、石油などを原料として低分子化合物を高分子化合物にしてから、繊維の姿に形成したものです。
このように生み出したものが、三大合繊の「ナイロン」・「アクリル」・「ポリエステル」です。これらは別名、石油系繊維と呼ばれます。

ポリエステルは綿や麻に似せる為、1941年にイギリスで発明され、現在に至るまでいろいろな商品が開発されており、生産量は年々増え続けています。
1960年代、「羊毛よ、さようなら」とういう広告があったというだけあって、ポリエステルの特性は大変優れており、丈夫でシワになりにくく、吸湿性が少ないので乾燥も速く、虫食いやカビの心配がいらないという現代には無くてはならない存在です。
また、ポリエステルの繊維は非常に細く、場合によっては絹の1/10から1/100の細さだといいます。

スーツの表地で使用するウールとポリエステルの混紡生地は丈夫でシワになりにくく、裏地は袖の通りを良くしたり、型崩れや透け防止の効果があります。
頑なにポリエステルを非難する方もいますが、メリットがなければ素材には使用されません。

天然ものが好きな私ですが、Yシャツに関しては綿とポリエステル混合のものを愛用しています。汚れたらすぐに洗濯機へ、アイロンいらずでなにより丈夫で長く着れます。
以前、クリーニング編で色々な説明をしていたにも関わらずこんなことではいけませんが・・・しかし、止められないです。

 メンズ&レディース オーダースーツ専門店 M2PLANT
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