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「ネクタイって、なんで首に巻くんですか?」
あるスタッフからこんな質問を受け、考え込んでいると
「調べてブログで書いたらいいんじゃないですか」と一喝。
という訳で、ファッションの一部として、気を引き締めるためのアイテム、などなど思い入れは人によってかわってきますが、もともとの用途や、歴史についてお伝えしようと思います。


まず、ネクタイは国によって呼び方が異なります。

日本とアメリカはネクタイ。イギリスはタイでフランス はクラヴァットです。あとは似たようなクラヴァータやクラヴァッタ などがあります。

790a7e8fjpegもともとは現在のネクタイのような形ではなく、首に巻く防寒用のスカーフのような物でした。
2世紀頃、ローマ帝国の時代に妻や恋人たちが、戦場へ行く兵士たちの、無事の帰還を祈り贈ったお守りのような物でした。
そして17世紀頃、フランスのルイ14世の時代に現在のような装飾用としてのクラヴァットがある勘違いから誕生しました。
祝賀会のため、ルイ14世のいる宮廷にクロアチア兵が訪れました。兵隊達の首にはスカーフのような首巻きをしており、気にかかったルイ14世は側近の者に、あれは何だ。と訪ねたところ、
クラヴァット(クロアチア兵)です。
とルイ14世に答えたそうです。
この勘違いからネクタイと同じ意味のクラヴァットが誕生したという訳です。

実際に、現在のネクタイのような形になったのが19世紀頃です。あの有名な、英国のダービー競馬場には、シルクハットで見物に行くのが恒例でしたが、首もとには結び下げネクタイをつけていたそうです。それがそのまま名前となり「ダービータイ」と呼ばれるようになりました。
それと同じように、数十年後にはアスコット競馬場から「アスコットタイ」が誕生したといわれています。

この頃から、ネクタイという言葉が使われだしたといわれています。
ちなみに、現在もっともポピュラーな結び方のプレーンノットですが、この結び方は100年以上もの歴史があります。
もともとはフォア・イン・ハンドとよばれていました。四頭立てという意味で、馬車の手綱さばきに便利なようと考え出された結び方といわれています。

日本では、日米の友好関係を深めたことで知られるジョン万次郎が米国から帰国した際、所持品の中にネクタイがあったことから、ネクタイを初めて巻いた日本人だといわれています。

ネクタイは形、色、柄、結び方など組み合わせると何通りあるかわからないぐらいあります。
服装にあった物、自分にあった物を探しだせば、一生付き合える一品になるのではないでしょうか。



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